AI時代の子育てと教育(1) プログラミングや英語が重要は本当?




 

近年、飛躍的に進化する人工知能(AI)。

 

AIによって現在ある仕事の多くがなくなると言われ、その先には人間が働かなくてもいい未来があるかもしれないという話まであります。

 

今を生きる子どもたち、これから生まれる子どもたちが、機械にとって代わられないためにはどうすればいいのでしょうか。

 

親はどんなことに気をつければいいのでしょうか。

 

親が、自分たちの時代とは違うことを心から理解する

 

「未来がどうなるか分からない」という話になると、どうなるか分からない未来が不安になり心配し、その結果、悲観的になりますよね。

 

しかし、それは親の取り越し苦労なだけで、子どもは順応して生きていきます。

 

実際に、今もそうですよね。

 

わたしたちが子どもの頃は、インターネットを使った仕事がこんなにも増えるとは想像できなかったし、今となってはインターネットどころかスマホ1台でSNSを駆使し、ビジネスにして起業している20代の若い子が驚くほどたくさんいます。

 

プライバシーをさらけ出すことを恐れたり、ネガティブな面ばかりに目を向けがちなのは大人のほうです。

 

だから本当は、子どもを信頼し、ほうっておいても子どもは自分で”何か”を見つけてきて夢中になり、自分で道を切り開いていきます

 

逆に、何にも興味を持たず好きなことや夢中になることが見つけられない子がいれば、それは親が心配しすぎて、先回りして子どもにあれこれ与えているケースが多いです。

 

これが、今の時代であり、これからはもっとそういう傾向になると考えられます。

 

自分で考え想像し、自分なりのやり方でやってみる子がどんどん道を切り開きます。

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プログラミングや英語が重要は本当?

 

心配しすぎて、先回りして子どもにあれこれ与える親は、こう聞きます。

 

「プログラミングと英語はやっぱり必要ですか?」

「プログラミングと英語はいつからやったほうがいいですか?」

 

こうした質問に、小学生では早すぎる、高校生では遅すぎると平均値を根拠に回答する専門家や教育者もいるかもしれません。

 

しかし、そもそもこの平均値自体が何も意味を持ちません。

 

どんな分野でもハマる子はハマるし、どうしても好きになれない子もいます。

 

幼児期に夢中になる子もいれば、高校で何かの拍子にハマる子もいます。

 

よくある例として、学校の英語の授業が大嫌いだったのに、現地に行ってみたら英語でコミュニケーションを取るのが楽しくてあっという間に喋れるようになった、という人はたくさんいます。

 

だいたい、「プログラミングや英語をやっていれば食いっぱぐれない」という理由でそれらを子どもにやらせようとしても、それを心から好きな子どもの探究心や、それによって身につけた技能には絶対敵わないのです。

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親を信じてそれらをやったのに「挫折を味わわされた」と感じた子どもはどう思うでしょうか。

 

それに、プログラミングや英語が大切という話はよく聞きますが、そもそもそれらがAIに取って代わられる可能性も十分あります。

 

自動翻訳機は、正確性の高いものが実用化されるといわれていますし、技術の進歩を考えたら、プログラミングが自動化することもありそうです。

 

現在、存在しない職業につく可能性

 

ニューヨーク市立大学のデビッドソン博士は、2011年時点で、

「今の子どもたち(小学生)の65%が、大学卒業時に、現在存在していない職業に就くだろう」

と予想しています。

 

これは、3人中2人が新しい職業に就く計算です。


参照:Now You See It: How the Brain Science of Attention Will Transform the Way We Live, Work, and Lea rn

 

わたしたち(親世代)が子どもの頃には、スマートフォンのアプリ制作会社などがなかったように、今の子どもたちが大人になった時も、現時点では想像できないような職業が生まれている可能性は十分考えられます。

 

そんな不確実性の高い時代に、文部科学省では、

個別の知識・技能を身につけた上で、「思考力・判断力・表現力」を高めること

そして、主体的に多様な他者と協働する力を育てること

を、教育改革の目標に据えています。

 

これまで横並びの教育で、”同じ子”、”はみ出さない子”を作ることを目的にしていた学校教育の現場でさえ、変わろうとしていることがわかります。

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これさえやっておけば人生安泰と言えるものは何もない時代です。

 

誰がやっても同じ結果が出ることは、次々にAIに取って代わられます。

 

残るのは、他者にできないこと=独創性の高いことです。

 

独創性の高いことは、寝食を忘れて没頭するほど夢中になれることから生まれるものです。

 

子どもたちは自分で考え、やってみて、試行錯誤の繰り返しの中から自分なりの答えをつかんでいく以外にありません。

 



 

まとめ

 

AI時代の子育てと教育(1) プログラミングや英語が重要は本当?

いかがでしたか。

 

まとめ
  • 未来は分からないけど、子どもは親が心配しなくても順応して生きていく
  • 親は、自分たちの時代とは違うことを心から理解し、子どもの人生を先回りして勝手に決めない
  • プログラミングでも英語でも、やる本人が興味を持ってやらなければ限界がくる

 

とにかく、親は自分の心配や不安のせいで子どもの才能の芽を摘んでしまわないようにしたいものです。

 

中には、親の言うことを聞いてなんでもその通りにする聞き分けのいい子もいるかもしれません。

 

でも、そういう子ほどAIに仕事を奪われる危険性が高いということなのです。

 

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