AI時代の子育てと教育(2) 親が子どもに与えるべき家庭教育




近年、飛躍的に進化する人工知能(AI)。

 

AIによって、現在ある仕事の多くがなくなるとも言われ、その先には人間が働かなくてもいい未来があるかもしれないという話まであります。

 

今を生きる子どもたち、これから生まれる子どもたちが、機械にとって代わられないためにはどうすればいいのでしょうか。

 

前回、親が気をつけるべきこととしてこんなことを書きました。

 

  • 未来は分からないが、子どもは親が心配しなくても順応して生きていく
  • 親は、自分たちの時代とは違うことを心から理解し、子どもの人生を勝手に決めない
  • プログラミングでも英語でも、やる本人が興味を持ってやらなければ限界がくる

 

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2018.08.09

 

親が気をつけるべきことがわかったところで「じゃあ何もしない」というのも違いますよね。

 

親は子どもの専門家です。

 

今日は、AI時代に親が子に与えるべきことについてみていきましょう。

 

どんな世界が来ても適応できる力

 

前回「どんな未来がくるかわからない」と書きましたが、分からない未来に向けて、何をしたらいいか悩みますか。

 

ある程度将来が予測できる時代と変化の激しい時代では、家庭で親が子に与える家庭教育も変わってきます。

 

しかし、逆に考えればとてもシンプルで、どんな世界が来ても適応できる力を身につければよいということになります。

 

では、どんな世界が来ても適応できる力とは何でしょうか。

 

  • 新しい社会や技術に慣れる順応力
  • 好奇心

 

これらは、時代が変わっても普遍的だと考えられます。

 

新しい社会や技術に慣れる順応力については前回も書きましたが、子どもは案外、ほうっておいても順応していきます。

 

しかし、そのベースにどれだけ知識や情報があるかで順応できる範囲は変わって来ます。

 

だから親は、いろいろなところに子どもと一緒に行き、いろんなものを見て触れて、いろいろな体験をしていくしかないですよね。

 

このあたりは、過去の記事で書いているので、よかったら読んでみてください。

 

子どもは、親と一緒にいられることがまず「幸せ」だと感じるので、一緒に何かをやり、親が楽しんでいる姿をみると、それだけで子どもの好奇心が刺激されるでしょう。

 



 

子どもが夢中になるものを見つけた時

 

そして、子どもをよく観察し、何にハマるのか、何に不向きなのかを見抜き、もし何かに夢中になった様子を見せたらそれを伸ばすためのリソースを、適切なタイミングで提供してあげることです。

 

第一線で活躍するアスリートには、親が適切なタイミングでアプローチしたり、必要なものを与えている成功例がとても多いです。

 

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そして、このときに大切なことは、きっかけは与えても、決して強制したり、深追いしないことです。

 

子どもが夢中になるのは自発性の中から湧いて来るものであって、親が与えられる力ではありません。

 

強制しすぎることは、子どもの意欲を削ぐことになります。

 

好きなことはゲームでいいのか? 好きなことがない子はどうする?

 

子どもが夢中になってくれるものは、できれば読書とかスポーツであってほしいと思っていますか。

 

もし、子どもが夢中になるものがゲームだったとしたら、心配するかもしれません。

 

しかし、ゲームの中には「マインクラフト」という創造性を刺激するものもあるそうです。

 

 

また、東大生の中には、子どもの頃に最初に夢中になったのはゲームだという子が結構います。

 

親が内容をしっかり把握し、攻撃性のあるものでなければ、決して悪いことばかりでもないので、満足するまで自由にさせてみてもいいかもしれません。

 

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また、好きなことがなくても心配する必要はありません。

 

前回も書きましたが、何か夢中になるものを見つけるのはどのタイミングかはわかりません。

 

意欲がなかったり、いろいろさせてみても響くものが見つけられなくても、子どものことを責めないでくださいね。

 

また、飽きっぽい子は、切り替えが早い子とも言えるし、子どもの頃は、とにかく何もなくても自尊心を失わないことが大切です。

 

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勉強について それでも学歴は大切?

 

わたしたち(親)の世代は、とりあえず一流大学を目指して勉強することが正解で、一流大学の頂点が東大でした。

 

これからの時代、学歴は関係ないのでしょうか。

 

たとえば世界に目を向けると、文字通り「学歴社会」の国があります。

 

この場合、日本でいう「どの大学を出たか」は一切関係なく、どの学位を持っているかだけがポイントです。

 

たとえば、以前スイスの教育について書きました(こちら)が、スイスでは国立大学以外は大学ではないという認識がありますし、日本人が現地で職を得ようと思ったら修士が最も有利だという話も聞かれます。(学士は誰でも持っていて、博士は研究者向きだが企業人向きではないという認識で日本と似ていますね。)

 

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スイスレポート(3)スイスの公教育システム

2018.06.02

 

日本に限定していうと、近年の日本人ノーベル賞受賞者の出身大学を見てみればわかりますが、学部時代は地方の国立大学で学んだ方が結構います。

 

学歴に関しても、どの大学を出るかよりもやはり「何に夢中になって学べるか」が大切であり、それを学べる大学(高校でも専門学校でも)に焦点を合わせるべきだと思います。

 



 

まとめ

 

AI時代の子育てと教育(2) 親が子どもに与えるべき家庭教育

いかがでしたか。

 

AI時代に親が子にできることは、

子どもが夢中になることを見つけられる手助けをし、強制したり、深追いしないこと

これだけです。

 

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