10人の子ども全員がホームスクール 「ハーディング家」とは?




アメリカでは、ホームスクール(ホームスクーリング)で子どもを学習させる家庭の数が1999年の85万から3倍の200万以上に増加し、さらに増加の一途をたどっています。

 

この数字からも「ホームスクール」という教育方法のひとつがアメリカでは確立しつつあることが分かります。

 

それでも、10人の子ども全員をホームスクールで教育したハーディング家は特別でしょう。

 

ごくごく一般的なご夫婦が、子どもたちをみんなホームスクールで教育し、12歳までの間に大学に進学させました。

 

「ハーディング家」とはいったいどのような家族なのでしょうか。

両親が何かすごい人なのでは?

 

みていきましょう。

 

※写真はイメージです。

 

ハーディング家とは?

 

ハーディング家は、お父さんのキッチーナさんとお母さんのモナ・リサさん、そして、2人の間に10人の子どもがいる大家族です。

 

その全員をホームスクールで教育し、6人が12歳までに大学に入ったという驚きの教育方法が話題です。

 

ちなみに、残りの4人は『ハーディング家の子育て』出版当時、まだ10歳以下だったので、10人みんなが12歳までに大学に入学する可能性もあります。

 

そもそも両親が何かすごい人たちなのでは?

 

このような話を聞くと、両親(またはどちらか)がすごい能力を持っていたのではないかと考えたくなりますが、両親は、ともに18歳のときに結婚し、すぐに長女が誕生されています。

 

しかも2人の歴史は、崩壊したふたつの家庭からはじまったのです。

 

お父さんのキッチーナさんは、両親が離婚し、父と母のどちらにも引き取られず、中学1年生の時から叔母が母親がわりになるという苦労の多い環境で育ちました。

 

お母さんのモナ・リサさんは、父を亡くし、母子家庭で育っています。

 

モナ・リサさんも、ご自身の著書『学校に通わず12歳までに6人が大学に入った ハーディング家の子育て』でこのように語っています。

 

できることなら、わが家は天才ぞろいで、子どもたちは聡明な両親から受け継いだ特別かつ比類なきDNAを持つ神童ばかりだ、と言いたいところだが、それは事実とはまったく違う。

わたしたちはごく普通の家族であり、子どもが10人いるありふれた家族だ。

子どもが10人いるというのはあまり、ありふれてはいないと思いますが(笑)ごく普通の、それどころか少し苦労が多かったご夫婦の歴史から、ハーディング家はスタートしています。

 

しかも、お母さんは専業主婦だったわけではなく、介護施設で夕方から夜の間働き、自宅では他の子どもも預かり、週末には看護の仕事もしていたのです。

 



ハーディング家が特別なところ

 

10人の子どもがいるという点を除いては、ごくごく一般的な家庭のハーディング家ですが、特筆すべきこともあります。

 

アメリカの教育方針

 

まず、日本では12歳以下で大学に入ることは出来ません。

 

そこに焦点を当てるならば、そもそもアメリカの教育を享受できるという点は「特別」です。

 

日本で生まれてアメリカの大学に飛び入学する方法もありますが、その場合は英語教育の問題が立ちはだかります。

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アメリカの教育システムが充実している
それによって、さまざまな情報を入手できる

 

これは、残念ながら認めざるを得ません。

 

でもそれが、「だからわたしたちにはできない」という理由にはなりません。

 

自分たちが持っているもので出来ることをやるというのは、ホームスクールの中で最も大切な覚悟です。

 

宗教への信仰心

 

また、このご家族(特にお母さんのモナ・リサさん)は、敬虔なクリスチャン(カトリック教徒)で、その信仰心を子育てや教育に反映させています。

 

著書には、「神」という言葉がたくさん出てきます。

 

宗教教育は道徳教育にも関係する教育の重要な分野ですので、それぞれの家庭で信仰(信仰がないならないということ)をはっきりさせておくのは重要なことかもしれません。

 

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しかしそれも、ホームスクール をするにあたって特に大きな違いと言えるほどのものではありません。

 

「カトリック教徒が天才児になりやすい」なんて聞いたことがありません。

 



まとめ

 

10人の子ども全員がホームスクール 「ハーディング家」とは?

いかがでしたか。

 

ハーディング家とは?
  • 両親の離婚によって、叔母に育てられたキッチーナさんと、父を亡くし母子家庭で育ったモナ・リサさんは18歳のときに結婚し、以来10人の子どもを育てる大家族
  • 大家族というだけではなく、その10人の子どもを全員ホームスクールで教育
  • お母さんのモナ・リサさんは専業主婦ではない

 

ある子どもに天才的な要素があったり、若くして成功を収めると、たいてい

「親も高学歴だから遺伝だ」とか

「経済的に余裕があるからだ」とか

「たまたま良い学校が近くにあったから」

などなど、自分には当てはまらない要素を見つけてきて、その違いを自分たちが出来なかったことの理由にしようとします。

 

しかし、ハーディング家は「子どもたちをホームスクールで育てる」と決めた時から、状況に応じ、あらゆる工夫と努力で乗り越えられました。

 

ご両親の熱意と努力は本当に素晴らしいです。

 

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