早期教育、英才教育とは 子どもの能力を伸ばすためには必須?




わが子のよりよい将来のためには、早期教育は必要?

 

乳幼児期から教育を受けた子と受けていない子では、能力に差が出るのでしょうか。

 

早期教育とは

 

早期教育とはその言葉の通り、早期に教育を行う(受ける)という意味になります。

 

義務教育は6、7才からですが、幼稚園も教育に入るので、だいたい4、5才から教育を行う(受ける)のが一般的です。

 

このように、幼稚園に通う年齢よりも早い段階で子どもに教育を受けさせることをまとめて早期教育と言っていいと思いますが、特に定められた定義はないように思います。

 

ここ(当サイト)では、就学前の子ども(とくに0〜2才)に対して、就学後に習うはずの文字や数などの教育を開始し、教育効果を高めようとする教育法を指して「早期教育」という表現をしています。

 

早期教育と英才教育の違い

 

英才教育とは本来、小学生・中学生・高校生のいずれかで、特定の優れた才能を持つ子どもに対して、その才能を伸ばすために行う教育のことをいいます。

 

しかし最近では、この英才教育という単語が、拡大解釈されて使用されるようになり、年齢に関係なく6才未満でも特定の教育をすることを指す場合や、才能の有無に関わらず、子どもの頃から特定の教育をすることを指すようになってきました。

 

つまり、悪い言い方をすると、子どもの意思や能力に関係なく、親などが「子どもをこうしたい」というように、小さな頃から教育することも、英才教育と呼ばれるようになっています。

 

そういったことから最近の使われ方としては、早期教育と英才教育の違いというよりは、早期教育は広義では英才教育となり、英才教育の中に早期教育が含まれるとも言えます。

 



知能指数より非認知能力が重要

 

「頭のいい子に育ってほしい」

そのように望むのは、決して親のエゴではありません。

 

それ自体はとても自然で、誰でも正直に持っている気持ちだと思います。

 

では、そのために早期教育が必要なのかというとこれもまた、そんなことはないようです。

 

シカゴ大学のジェームズ・J・ヘックマン教授の研究によると、早期教育がもたらす知能効果は一過性のものであることがわかっています。

 

就学前から難しい数式を理解するなど知識は豊富になりますが、小学校の中・高学年の頃になるとIQの伸びは緩和し、やがて早期教育を受けていない子どもとの間にあった差はなくなります。

 

↓ ペリー就学前プロジェクト※のIQの変化 ↓

ペリー就学前プロジェクトのIQの変化

ペリー就学前プロジェクトのIQの変化

 

 

123名の子どもたちを2つのグループに分けます。
【実験群】の子ども:毎日2時間のプレスクールに通い、週に1度、先生が家庭訪問して90分間指導。
【対照群】の子ども:上記の就学前教育を受けていない
当初は実験群でIQの急上昇が見られたが、次第にその効果は薄れていった。

 

 

それには理由があります。

 

早期教育は、親の意識、希望でやらせることであり、子ども自身が望んだものではないことが多いですよね。

 

また、学んだ内容も子どもにとって日常的に使う機会がなければ、時間が経つと自然に忘れてしまいます

→ 日本で生まれ育った子の、英語教育がよい例です。

 

もし、親に強いられて勉強した場合であれば、子どもは非認知能力が育ちにくい傾向になります。

 

非認知能力とは、物事に没頭する力や困難を乗り越える力、コミュニケーション能力などの総称で、これこそが将来、厳しい社会を生き抜き、成功するカギになります。

 

逆にいうと、親が早期教育として子どもに与えた教育が子どもの興味と一致すれば、子は早い段階で能力をグッと活かせるようになりますね。

 

▼伊藤美誠さんの卓球などは、まさにこれです

伊藤美誠さん 母による型破りな卓球英才教育とは

 

親は子どもの興味を最優先に

 

ここまでで分かったと思いますが、非認知能力を上手に育むには、親が子どもの”好き”を応援することが大切です。

 

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たくさんの遊びを経験させ、ときには「もう、やめなさい。」と言いたい気持ちを抑え、子どもの欲求を満たしてあげまる必要があります。

 

0〜2才の場合は、それによって心も育ちます。

 

親がありのままの自分を認めてくれた、という自己肯定感が生まれます。

 

これを基本的信頼関係といい、それが身につくことで人との信頼関係を築けるようになります。

 



まとめ

 

早期教育とは? 子どもの能力を伸ばすためには必須?

いかがでしたか。

 

人間は元来、自分で自分を育てていく生き物です。

 

子どもの気持ちや動機を無視した早期教育は身につきません。

 

ですから、あせって知的能力を早くから育てる必要はないのです。

それよりもまず、子どもが興味を持っていることを見極めてあげることが大切ですね。

 

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※ペリー就学前プロジェクトとは、1962年から1967年の間、アメリカ・ミシガン州に住む低所得層の家庭の子どもたちを対象にして実践されたものです。

 

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