家庭でできるモンテッソーリ教育 食事編




子どもがご飯をあまり食べないと悩んでいる家庭もあると思います。

 

しかしそれは、子どもが食べられない量である可能性もありますよ。

 

今日は、モンテッソーリ教育による食事指導を見ていきましょう。

 

ただし、モンテッソーリの食事指導は、1974年に欧州で提唱されたものです。

 

時代も文化も違う私たちの生活には当てはまらない部分があるかもしれません。

 

また、子どもの食事については今では多くの情報があり、さほど真新しいものはないかもしれませんが、昔からある伝統を参考にしてみると、何か学びになることもあるかもしれません。

 

モンテッソーリ教育の食事指導とは

 

マリア・モンテッソーリ自身によって書かれた

「世界教育学選集77 モンテッソーリ・メソッド(明治図書出版)」には、

 

子どもの食べ物は、その体質に適するものでなければならない

普段の料理は、スープ、ピューレ、ミート・ボールのような軽い肉が最もよい

 

と書かれています。

 

対象年齢は、2歳から6歳までの子どもです。

 



 

2歳から6歳までの子どもに与える食べものについて

 

モンテッソーリが提唱する、2歳から6歳までの子どもに与える食べものについてみていきましょう。

 

主食について

 

パンはよいものを選ばなければならない

 

食パンであれば耳の部分、フランスパンのような棒状のパンであれば、外側の部分をスープに浸して食べるのがよい。

 

※日本だと、ここに米を含めてよいと思います。

 

タンパク質 肉などについて

 

肉などのタンパク質については、年齢によってもっと細かく配慮が必要です。

2〜3歳までの子ども

 

タンパク質は、卵と牛乳から構成されなければならない

2歳後半から肉汁をすすめてもよい。

3歳半からは肉を与えることができる。

 

経済的に余裕がない家庭は、タンパク質や肉を無理して与える必要はない。

 

野菜と果物だけでも十分である。

 

3歳半〜

 

上記に追加して、牛のヒレ肉を食べさせてもよい。

肉を使った最も優れた料理法、最も健康な料理法
  1. 細かく挽いた肉と砕いたパン、牛乳と溶き卵をよくこね、バターであげたコロッケ
  2. ひき肉と新鮮な果物ジャム、砂糖を入れてかき混ぜた卵をこねてボールにしたもの

4歳〜

 

↑(1)のチキン・コロッケと組み合わせて脳や膵臓のフライを与えても良い。

=神経組織の栄養となる

 

5歳〜

 

鳥の胸肉のロースト 仔牛のカツレツ 牛のヒレ肉

あまり与えるべきではないタンパク質

茹で肉

=肉は茹でることにより多くの刺激物を奪われるが、栄養分までも奪われて消化しにくくなる。

 

絶対に与えるべきではないタンパク質

豚肉、食肉用の雄鶏、うなぎ、マグロのような重く脂肪分の多い肉魚類。
軟体動物や甲殻類(カキ、エビ)

 

乳製品について

 

3歳から6歳までの子どもに適した唯一の乳製品は新鮮なバター

絶対に与えるべきではない乳製品

あらゆるチーズ

 

緑色野菜、果物、ナッツ類など

 

子どもは、サラダ菜や青物野菜のような生野菜を食べてはいけない

調理されたものだけ。

 

実際には生でも調理済みのものでもおすすめできないが、ほうれん草は適度に与える分には適している。

 

じゃがいもにバターを入れてピューレ状にしたものは子どもの栄養の補足物として優れたものになる。

 

果物は、ぶどう、もも、オレンジなどがおすすめ。

 

あまり与えるべきではないタンパク質

パイナップル、メロン、さくらんぼ、クルミ、アーモンド、ヘーゼルナッツ、栗

 

4、5歳の子どもには、同時に、果物の種をとったり皮を剥くことについて教えるべき。

 

調味料

 

砂糖、食塩に加え、酢酸、クエン酸(酢やレモンジュースなど)

ガーリックや芸香

あまり与えるべきではない調味料

こしょう、ナツメグ、シナモン、クローブ、特にマスタードのような香辛料

 

飲み物

 

アルコールやカフェインが絶対にダメなことは言うまでもありませんが、お茶も控えた方がよい

新鮮な水で十分

 

チョコレートを牛乳に溶かしたもの(ココア)はよい。

 

食事の取り方について

 

1日5食が望ましい

 

1. 朝食は軽く

朝食と昼食の間にクラッカーのような軽いもの

2. 正午にしっかり食べ

3. 午後4時ごろに軽い食事

4. 夕食後はすぐに就寝できるように非常に軽いもの

 

朝食について

 

朝食は、牛乳とチョコレート または、牛乳と麦芽エキスにバターのついたパンかクラッカーをプラスする。

 

夕食について

 

夕食にはスープがあるべき

 

1日2回スープをとるべき=昼夜がベスト

 



 

まとめ

 

家庭でできるモンテッソーリ 食事編

いかがでしたか。

 

モンテッソーリによる子どもの食事指導
  1. 飲み物はお茶ではなく水
  2. チーズ、魚介類、生野菜、ナッツ類は食べさせない
  3. 肉については年齢ごとに細かく注意が必要
  4. 1日5食(メインは昼食)
  5. 多くを与えすぎなくてもよい

 

1974年に欧州で出版された著書なので、時代も文化も違う私たちの生活には当てはまらない部分があるかもしれませんが、保育園の食事は概ねこの内容に沿ったものだと思います。

 

「うちの子はあまり食べない」というお母さんの悩みをよく聞きますが、量が多すぎる場合が多いです。

 

2〜6歳の子どもは、お腹が空いていたら食べるし、空いていなかったら食べません。

 

ちょろっとの量をお皿に持って、おかわりさせるやり方がよいです。

 

朝食と夕食は、ちょろっとで、メインは昼食です。

 

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