子どもにテレビを見せても良い?(2)制限をつける




子どもとテレビについて、家庭で何かルールを決めていますか?

 

子どもにどのようなルールでテレビを見せるかは、永遠に議論され続ける話題かもしれませんね。

 

今回は、制限をつけてテレビを許可しているという家庭を見てみましょう。

 

制限をつけて許可するのは逆に難しいような気もしますが、どうなのでしょうか。

 

みていきましょう。

 

子どもにテレビを見せても良い?(1)絶対禁止

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制限を設けてテレビを見せる

 

制限をつけてテレビを見せる場合、「制限」とはどんなものなのでしょうか?

 

10人の子どもがみんなホームスクーリング ハーディング家の方針

 

▼ハーディング家についてはこちら

10人の子ども全員がホームスクール 「ハーディング家」とは?

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ハーディング家に倣う 平均的な子どもが10代前半で大学に行く方法

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10人の子ども全員がホームスクーリングで教育を受け、10代前半で大学に飛び入学したハーディング家も、テレビについては決して、自由にいくらでも見せてもよいという感じではないようです。

 

しかし、有益な番組もあるので、そういうものは見ても構わないと考えています。

 

子どもたちは『きょうだいはただいま19人』という大家族に密着したリアリティ番組が大好きで、母親とよく一緒に見るそうです。

 

父親は、ニュースとミリタリ番組、ヒストリーチャンネルやディスカバリーチャンネルなどの科学番組が好きで、これらは子どもたちが一緒に観ても構わない番組だと考えています。

 

また、ドキュメンタリー映画などは、社会の様々な側面を子どもたちに教えてくれると考えています。

 

参照:学校に通わず12歳までに6人が大学に入ったハーディング家の子育て」(紀伊國屋書店)

 



 

4人の子どもがみんな東大理Ⅲに合格 佐藤家の方針

 

子ども4人を全員、東大理Ⅲに合格させたとして有名な佐藤亮子さんは、1人目のお子様が生まれる前にテレビは2階に移動させたそうです。

 

その理由は、子育てのすべての時間を美しい日本の童謡を聴かせたり、絵本の読み聞かせをする時間に使いたかったからだということです。

 

佐藤家の場合、子どもたちの勉強机はリビングにあり、その隣の部屋で寝るため、テレビを置いている部屋は、普段はあまり行かない部屋だそうです。

 

しかも、夏は暑く冬は寒いという長居したくない部屋に置くなどの工夫をされています。

 

中学校に行き始めると子どもたちはテレビを見たがるようになったそうですが、その時は、試験前を除いて、その(見たい)番組に限って見せるようにしていたそうです。

 

それでも1時間の番組が終わったら消して、1階におりてくるという約束は絶対に守らせたそうです。

 

このルールの元で育ってきた佐藤さんのご次男はこのように言っています。

 

テレビがリビングにないのは我が家では当たり前のことで、僕自身もそれほどテレビが見たいとは思いませんでした。

ただ、中学受験が終わってからしばらくは、時間を決めてではありますが、よく見ていた時期もありました。

僕自身はお笑いが大好きで、とくにバラエティーが好きでした。

 

高校2年生の時には同級生とコンビを組んで若手漫才の日本一を決める「M-1グランプリ予選」に出場し、文化祭でも漫才を披露したそうですよ。

 

しかも、当時の相方はテレビ局に就職し、バラエティー担当になったそうです!

 

テレビの影響はとても大きく、将来の職業選択のきっかけにもなるという、いい例ですね。

 

参照:佐藤亮子著「受験は母親が9割 灘→東大理Ⅲに3兄弟が合格!」(朝日新聞出版)

 

テレビは害ではないが、やはり制限は必要

 

テレビ視聴が子どもに与える影響については、テレビが普及し始めた頃から多くの研究者が行ってきました。

 

アメリカでは1950年代、日本では1970年代のことです。

 

その研究結果のひとつとして、番組内容については

 

子どもの年齢にふさわしい教育的内容であればポジティブな影響があり、
暴力的なものや性的な内容であればネガティブな影響がある

というものがあります。

 

特に暴力をふるうような攻撃的な映像については、児童期に視聴すると子どもの攻撃的な行動が増えるといわれているので気をつけた方が良いでしょう。

 

この結果から分かることは、

時間ではなく、内容により気を配って制限したほうがいい

ということかもしれません。

 

参考:NHK“子どもに良い放送”プロジェクトの調査結果より

 

テレビ視聴が子どもに与える影響を科学的に調べるのは難しい

 

テレビ視聴が子どもに与える影響を科学的に調べるのは難しいと言われています。

 

たとえば、行動に問題があると診断された子どもがテレビを長時間視聴しているケースがあったとしたら

「テレビの長時間視聴が原因なのでは」と言いたくなります。

 

しかし、親に育児放棄の傾向があり、「テレビを見ていなさい」と言われているだけなのかもしれません。

 

この場合、テレビよりも、親の育児放棄の方が問題の原因としては大きいはずですよね。

 

ですから、「何もかもテレビが悪い。」というのは間違っているのです。

 



 

まとめ

 

子どもにテレビを見せても良い?(2)制限をつける

いかがでしたか

 

まとめ
  • 子ども全員がホームスクーリングのハーディング家では、有益な番組もあるという考えの元、見る番組を選び、親子で一緒に見る
  • 4人の子ども全員が東大理Ⅲに合格した佐藤家では、テレビを非日常にする工夫をしていた
  • 暴力的、性的なものは見せないなど、時間ではなく、内容に制限をつける
  • テレビ視聴だけが、子どもの問題行動の原因ではない場合がある

 

個人的には、テレビに制限をつけるというのは、一切禁止するよりも難しいと感じます。

 

なぜなら、テレビが日常的である以上、内容に制限をつけても子どもは勝手に見るし、テレビをパチッと消した瞬間に癇癪を起こす可能性もあります。

 

佐藤家のように工夫が必要ですね。

 

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