子どもにお金の教育は必須 ユダヤ流子どものお金教育とは




子どもにお金の教育をきちんとしておくべきだという声がよく聞かれるようになってきました。

 

学校では、子どもにお金の「稼ぎ方」は教えてくれません。

 

稼ぐ力は、生きる力です。

 

家庭内でお金の教育をしていきたいものですが、どのように教えたらいいのか悩む親も多いのではないでしょうか。

 

今日は、ユダヤ教によるお金の教育方法についてみていきましょう。

 

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お金に大切なものを振り回されないユダヤ人家族

 

なぜ、ユダヤなのか。

 

ユダヤ人によるお金の書籍はたくさんあります。

 

実際、ユダヤ人にはお金持ちが多いですが、頭が良く商才に長け、それによって迫害された歴史を持つユダヤ人は、お金に対する考え方はやはり一般的ではないと考えられます。

 

以前、イギリスのあるテレビ番組で、お金持ちと貧乏な家族の生活を交換するという企画の番組を見ました。

 

家、給与、学校、友達などもすべて交換し、お互いの生活をリアルに体験するものです。

 

このとき、お金持ちの家族として参加したのが敬虔なユダヤ教の夫婦と3人の娘がいる一家でした。

 

裕福な生活から一転、貧乏な生活を体験することになりましたが、誰一人としてイライラすることなく、家族は常に仲良しで笑顔にあふれています。

 

狭い家についても「家族が常に同じ空間に入られて嬉しい」と言うなど、発言もポプジティブです。

 

ある日、3人の娘が料理を作ろうと思ったけど、食材が足りずお金も底をついていました。

 

そのとき、娘の1人が泣き出してしまい「さすがにもう限界だったか」と思ったのですが、彼女が泣いた理由は、ストレスからではありませんでした。

 

これまでの自分がいかに恵まれていたのかに気づいたこと、車で10分程度の距離しか離れていない場所に、このような慎ましい生活をしている同年齢の子がいることを考えたこともなかったという、自分に対する愚かさから涙を流していたのです。

 

いったい、家庭で子どもにどのようにお金の教育をしているのでしょうか。

 

ずっと気になっていました。

 

前回、モンテッソーリのお金の教育について書きましたが、モンテッソーリは「こうすれば、子どものお金の教育にいいだろう」と、研究から導き出した教育方針(カリキュラム)ですが、ユダヤはもっと本質的な部分を子どもや子孫に伝えているように感じます。

 

子どもにお金の教育は必須 モンテッソーリ流子どものお金教育とは

2018.08.04

 

お金は清いもので「営利欲求」は肯定されるもの

 

キリスト教や仏教には、「清貧」という思想があります。

 

しかし、ユダヤ教にはそのような考えはありません。

 

お金はよいもの、清いものと考えられ、営利欲求は肯定する宗教なのだそうです。

 

子どもにお金を与える行事

 

日本では、お正月のお年玉や成人式、入学祝いなどで大人から子どもにお金を贈りますが、ユダヤ教でも多くの行事で、子どもにお金を贈ります。

 

11、12月頃に行われることから「ユダヤのクリスマス」と呼ばれるユダヤの祭り「ハヌカ」では、子どもたちにはおもちゃなどのモノではなく現金が贈られます。

 

ユダヤ教の成人式(男子13歳、女子12歳)でも、お祝いとして現金が定番ですが、高価な株券を与える人もいるのだそうです。

 

早い時期から資産運用に興味を持たせ、「自分の判断でこれを運用しなさい」との思いが込められているようです。

 

アメリカ・フィラデルフィアにあるユダヤ人社会の調査では、10万ドル以上の有価証券の保有率は全米平均のなんと21倍という数字なのだそうです。

 

子ども時代から資産運用が身近なことが間違いなく影響しているでしょう。

 



 

子ども時代から労働の体験を推奨

 

アメリカでは、子どもがレモネードを作って販売するスタンドがあるという話を聞いたことがあると思います。

 

実際に見たことがある人もいるかもしれません。

 

そういった子どもの中には、旧ソ連からアメリカに移住してきた移民家庭の子どもが多くいると言われています。

 

このように、子どもでも働いてお金を稼ぐことが推奨されています。

 

ドナルド・トランプ米大統領の娘イヴァンカの夫であるジャレッド・コーリー・クシュナー は、ベラルーシからの移民で敬虔なユダヤ教徒です。

 

今でこそ、親の世代からの大富豪ですが、中学生の頃は、友達が当たり前のように参加するサマーキャンプには参加させてもらえず、建設不動産業者の父が監督する工事現場で手伝いをさせられたそうです。

 

仕事、労働というものを、この時期に、親からの働きかけで身をもって体験させられたのです。

 

お金はよいものだが、思慮深く質素に

 

貧しかった移民時代を経験している親の世代から、倹約精神を学び、尊んでいると考えられています。

 

思慮深い消費行動をとり、大富豪であっても見せびらかしのための消費は避ける傾向があります。

 

その代わりに、社会的に有意義な分野にお金を使います。

 

たとえば、本や自己啓発などです。

 

全米ハードカバーの本の購入者の半分は、人口2%弱にすぎないユダヤ系が占めると言われています。

 

そして、何より所得の大半を投入するのは、子どもたちの教育費で、教育には糸目をつけないというのが典型的なユダヤ人家族のあり方です。

 

慈善活動にも熱心

 

ユダヤ人の親たちは、慈善活動にも熱心です。

 

家庭の中にいくつもの献金箱が置かれており、子どもたちは親からお小遣いをもらうと、どんなにそれが少額でも、必ず1部を献金箱に入れるように教えられます。

 

慈善への献金額は、平均的なアメリカでは可処分所得の2%であるのに対し、在米ユダヤ人はその倍の4%という統計データもあります。

 

一生懸命に努力してお金を稼ぎますが、慎ましく暮らし、慈善活動をするといった生き方こそが、彼たちの経済的成功を支えていると言えます。

 



 

まとめ

 

子どもにお金の教育は必須 ユダヤ流子どものお金教育とは

いかがでしたか?

 

ユダヤ流子どものお金教育
  1. お金はよいもの、清いものと考えられ、営利欲求は肯定する
  2. 思慮深い消費行動をとり、見せびらかしのための消費は避け、子どもの教育や慈善活動に投資する

 

日本では「金持ち喧嘩せず」という言葉がありますが、一方ドラマなどで、金持ちの家族は冷徹で親子関係が冷え切っており、貧乏な家族は肩を寄せ合ってみんなで仲良く協力する姿が描かれているものがよくあります。

 

ユダヤでは、そもそもそれらの原因を「お金」にはしないのだと思います。

 

家族は最も大切なコミュニティであり、仲間であり、お金があろうがなかろうが仲良く協力しあうのは当然のこと。

 

それらの基本がしっかりしている分、自分たちの幸せはお金によって振り回されることはありません。

だからといって、お金が不要なわけではありません。

 

本質を履き違えていないだけで、大切なものはそれぞれどれも大切なのです。

 

子どもにお金の教育は必須 華僑流子どものお金教育とは

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