2008年〜2010年にかけてテレビ放送されていた「エチカの鏡」では、英才教育や早期教育についての放送がいくつかありました。
今日は、「エチカの鏡 超英才教育」で紹介された『子どもが自ら学ぶエンジンに火をつける! 立命館小学校3大学習法』について書いていきます。
子どもが自ら学ぶエンジンに火をつける! 立命館小学校3大学習法とはどんなものでしょうか?
立命館小学校とは?
まず「立命館小学校3大学習法」のタイトルからも分かるように、立命館小学校が実践されているメソッドの紹介です。
立命館小学校は、京都市にある私立の小学校で、名門立命館大学まで一貫教育を行っています。
立命館小学校3大学習法
ではさっそく、子どもが自ら学ぶエンジンに火をつける! 立命館小学校3大学習法を見ていきましょう!
辞書引き学習法
分からない言葉や興味を持った言葉を辞書で調べ、その言葉のページに付箋を貼る学習法です。
知っている言葉であっても、辞書に何と書かれているかを調べ、もともと知っている知識は正しかったのかを辞書によって再確認します。
そして、調べた結果の中からさらに疑問に思う言葉の意味を調べます。
調べた言葉に付箋を貼ることにより、児童は学んだ言葉の数を目で見て実感するようになります。
大人(親や教師)は、付箋を貼ったことを褒めてあげましょう。
モジュールタイム
朝、授業が始まる前に、10分~15分の短い時間で音読や計算など単純な反復練習を集中して行う時間があります。
脳の準備運動の時間で、これを「モジュールタイム」と呼んでいます。
これは、脳の前頭前葉を活性化させ1日の学習効果を高める目的があります。
陰山英男監修百マス計算も行われています。
ハテナノート
特にルールはなく、教師は児童に「ただ気付いたことや疑問に思ったことを書けば良い。」と伝えているそうです。
そうすることで、児童は自分で進んで調べものをし、それらをノートに書いているのだと言います。
教育のモットーは「自学力」
立命館小学校の教育のモットーは「自学力」と言います。
文字通り、自分で学ぶ力ですね。
暗記しただけの算数や数学、英語の力というものは社会に出てから役に立たないものだということは、すでに多くの人が気づいていますよね。
そんな中どんな力が求められているのかというと、自分から問題や課題を発見し、それを自分の力で解決していく力です。
自学力こそ生きていく力であり、大切なことだと考えているようです。
まとめ
子どもが自ら学ぶエンジンに火をつける 立命館小学校3大学習法
いかがでしたか。
- 分からない言葉や興味を持った言葉を辞書で調べ、その言葉のページに付箋を貼る「辞書引き学習法」
- 音読や計算など単純な反復練習を集中して行う「モジュールタイム」
- ただ気付いたことや疑問に思ったことを書「ハテナノート」
立命館小学校の授業はどれも、とても楽しそうでした。
そこで学んでいる児童も楽しそうな表情をしていました。
とても印象的だったのは、チャイムが一切鳴らないことです。
そのため、児童は時間の計算をし次の授業に間に合うように行動しなければなりません。
日常的に「自学力」を鍛える狙いですね。
児童期から楽しく、自分から学ぶ姿勢を育むことが出来れば、将来への大きなプラスになります。
私立ならでは、とも言えますが、公立の小学校の教育も時代に合わせて進化・発展してくれるといいですね。
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