外向型の子どもを理解するために気をつけたいこと




以前、子どもの生得的気質(内向型/外向型)のチェックリストを載せました。

 

あなたの子どもは、内向型? それとも外向型?  

2018.06.13

 

そして、

生物学的な特質からみても、内向型の子どもはデリケートな側面があり、内向型の子どもにとりわけ注意深さが必要だ

ということを書きました。

 

しかし、外向型の子は安心だからほうっておいてもいいだろうというのは気が引けます。

 

特にきょうだいで気質が違う場合、内向型の子ばかりを気にかけると、今度は別の問題が起こるかもしれません。

 

今回は、外向型の我が子を理解するために気をつけたいことについて書いていきます。

 

外向型の子どもを理解するために

 

外向型の子どもにとって、話す相手を持つこと、意見や感想を言ってもらうこと、声に出して考えること、忙しくしていることは、すべてエネルギー源となります。

 

これらが、内向型の子どものエネルギー源とどれほどちがうかに注目してみてください。

 

また、内向型と同じく、外向型の子どもにも、さまざまな度合いの外向型があることを忘れてはいけません。

 

それぞれの子どもは、独自の個性を持つ唯一無二の個人です。

 

このことを心に留めたうえで、外向型の子どもを伸ばすための方法を見てみましょう。

 

話す相手を確保させる

 

外向型の子どもは他者を必要とします。

 

話をし、経験を人に語り、感じたことをすぐその場で発表することは、彼らにエネルギーを与えます。

 

絶え間ないおしゃべりは、家族にとっては重荷となるかもしれません。

 

だから、子どもが家族以外の人々とよい関係を築けるように手を貸しましょう。

 

また、外向型の子どもは、特に思春期には徒党を組む恐れがあるので、早い時期から、その子の持つ興味を育ててあげるようにしましょう。

 

何かに強い興味を持っているティーンエイジャーは非行に走りにくいという研究結果があるので、何が子どもを活気づけるかを考え、その興味を追いかけるよう励ますことが大切です。

 

子どもの話し相手になってくれる知識のある人を見つけることも重要です。

 

たとえば、あなたの娘が写真に興味を持っているなら、写真家の友人が撮影に行くとき、娘を同行させてもらったり、娘の名前で写真誌の定期購読を申し込んだりするのは子どもが喜びそうですね。

 

子どもが充分な知識を得たころを見計らって、その子の趣味のどういう点がいちばん魅力的なのか、家族の前で発表してもらうと張り切るかもしれませんよ。

 



 

意見や感想を与える

 

外向型の子どもは他者からの反応を必要とします。

「えらい」とか「素晴らしい!」というポジティブな声かけは大切です。

ちょっとした励ましの言葉で、彼らは俄然やる気を見せます。

 

子どもはみんな、自己が反映されること、自分という存在に対する反響を求めていますが、外向型の子どもには特にこれが顕著です。

 

それによって、彼らは自分の行動をよりよく理解できるようになるのです。

逆にいうと、内向型の子どもほど内省的ではないので、彼らがこの能力を伸ばすには助けが必要となります。

 

感情が行動と違うことを理解するのは、彼らにとって大事なことです。

「ぼくはイライラしている。なぜだろう?」

そのように考えれば、次にどんな行動をとるか選ぶことができる。

 

子どもの衝動性を抑え、行動する前にまず考える内省の能力を育ててあげる必要があります。

 

外向型の子に意見や感想を述べるときは、サンドウィッチ方式を用いるとよいといいます。

 

まず肯定的なことを言い、否定的なことを付け加え、最後は肯定的なことで締めくくるという方法です。

そして、他者からの反応は、外向型の子どもにエネルギーを補給します。

 

声に出して考えさせる

 

外向型は、話すことによって考えます。

 

彼らは声に出して情報を処理しているのです。

 

ですから、彼らが考えや感情を整理するのには、聞き手となる他者が欠かせません。

 

しかし、必ずしも反応が必要なわけではなく、単なる反響板でよい場合もあります。

 

ただ聞いていてほしいのか、それとも、質問したり案を出したりしたほうがいいのか、子どもに尋ねてみたほうがいいこともあるかもしれません。

 

そして、外向型の子どもは、ひとりごとを言うことがあります。

自分の不安や心配について声に出すことで、自分の心がよく聞こえるので、いいことです。

 

また、彼らは質問もたくさんするでしょう。

ときに、制限を設けなければならないかもしれませんが、答えたいと思う分だけ答えてあげたらいいでしょう。

 

常に活動的に、そしてときどき静かな時間を

 

刺激は、外向型人間にとって不可欠なものです。

 

彼らには、すること、行く場所、会う相手が必要なのです。

 

外向型の子どもの多くは、何事も逃したがりません。

 

これは親にとって(その親がたとえ外向型であっても)ひどく疲れることです。

 

たとえ子どもがペースを落としたがらなくても、静かな時間を設けさせましょう。

本を読んだり、音楽を聴く時間を作り、ひとりの時間の効用を子どもに気づかせてあげましょう。

 

そして、子どもがひとりで遊んだり、空想にふけったり、くつろいでいたら、静かな時間を過ごしてくれて嬉しいと本人に伝えましょう。

 

子どもの活動を見直し、予定がいっぱいになっていないか確かめましょう。

 

外向型の子どもでも、ときには手一杯になります。

 

彼らには内を向く練習をする機会が必要です。

 



 

まとめ

 

外向型の子どもを理解するために気をつけたいこと

いかがでしたか。

 

まとめ
  1. 外向型の子どもは、他者との関わりでエネルギーをを補給するので、話す相手を確保してあげる。
  2. 外向型の子どもは他者からの反応を必要とするため、意見や感想を与える。
  3. 外向型は、話すことによって考えるため、声に出して考えさせる。
  4. 外向型人間にとって、「刺激」は不可欠なものであるため、常に活動的に、そしてときどき静かな時間を持たせる。

 

外向型の子どもは、放っておいても積極的で活動的であるため、周囲の大人(親は教師)は安心しがちです。

 

やはり、内向型の子に比べれば、外向型の子の方が、大人のサポートを必要としないのは確かですが、それでも何かしらの才能を伸ばしてあげたいと考えるなら、周囲の大人が上手にサポートすることは必要となりますね。

 

 

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