モンテッソーリ教育を家庭で実践(1)敏感期を知る




藤井聡太さんが実践されていたことで、モンテッソーリ教育が改めて注目を浴びています。

 

モンテッソーリ教育の起源や歴史などについては、いろいろなところでたくさん情報がでていますので、こちらでは割愛させていただきますね。

 

家庭でも出来るモンテッソーリ教育について数回に分けて書いていきます。

 

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モンテッソーリ教育とは

 

モンテッソーリ教育は、独自の教材や、子どもの発達段階に合わせた作業を通じ、自主性、協調性を養う教育です。

 

0歳から6歳の間を、感覚や運動、言語などを身につける重要な時期と位置付けています。

 

そして、0歳から6歳のなかでも特に0歳から3歳を「敏感期」と呼び、成長のための重要な時期としています。

 

モンテッソーリ教育の実践方法だけを知り、そのまま家庭教育に取り入れるのもよいですが、「敏感期」だけは、知識として知っておいて欲しいものです。

 

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モンテッソーリメソッドの「敏感期」ってなに?

 

では、その「敏感期」とは何でしょうか?

 

子どもが成長過程で何かに興味を持ち、同じことを繰り返す時期敏感期といいます。

 

何かに興味を持ち、同じことを繰り返すというのは、強烈に「あること」がしたい、取り組みたい、関わりたいという衝動が湧き起こっていることを一生懸命アピールしている状態です。

 

そして、その状態のときは、同時に「感受性が強い」状態になっています。

 

それは、子どもが成長する過程で、身体的・精神的な成長、知能の発達を遂げるための欲求でもあり、残念ながら一定の時期を過ぎるとその衝動や欲求、感受性は次第に薄れていくと言われています。

 

もう一度書きますが、この時期の子どもは、「何かががしたい」「取り組みたい」「関わりたい」と思っています。

 

その何かというのをもう少し具体的にあげると、

  • 話すこと
  • 小さなもの
  • 運動
  • 感覚
  • 秩序

 

などです。

 

それらにとても敏感になっているのです。

 

バイリンガルに育てるには早ければ早いほうがいいという話を聞いたことがあると思いますが、それは、この中の「話すことの敏感期」が関係してきます。

 

そういったことから、「ネイティブレベルで複数の言語を習得するには3歳までしか無理」と断言する学者さんもいます。

 

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「敏感期」の子どもの具体的な行動(0歳〜3歳)

 

もう少し具体的に「敏感期」をみてみます。

 

赤ちゃんや小さい子どもを見ているとこんな場面がよくあると思います。

 

年齢ごとに見てみます。

 

0歳のころ

 

  • 大人が話しているのをじっと見ている。
  • 「あーあー」「マンマンマン」と声を発している

 

→ 話しことばの敏感期

 

1歳のころ

 

  • 同じ行動を繰り返す(同じところを何度も走って往復したり、階段を上ったり降りたりしている)

 

→ 運動の敏感期

 

2歳のころ

 

  • てんとうむしやアリをじっと見つめている

 

→ 小さいものへの敏感期

 

3歳のころ

 

  • いつもと違う状況を察して、ぐずったり泣きじゃくる。

 

→ 秩序の敏感期

 

これらが「敏感期」ならではの子どもの姿です。

 



敏感期以降の子どもの具体的な行動(4歳〜6歳)

 

先ほど、0歳から3歳を「敏感期」呼び、6歳までが感覚や運動、言語などを身につける重要な時期と書きました。

 

4歳から6歳の子どもの行動にも「敏感期」と呼べるような行動があるので書いておきます。

 

4歳のころ

 

  • 微妙な味の違いや変化がわかる

 

→ 感覚の敏感期

 

5歳のころ

 

  • 階段の上り下りで数を数える
  • 何月何日、車のナンバーなど数字に熱心

 

→ 数の敏感期

 

6歳のころ

 

  • 動物、宇宙、世界の国々のことなど、いろんなものに興味関心が強い

 

→ 文化の敏感期

 

この時期の子どもは、ものすごいエネルギーでいろんなことを吸収し、身につけていきます。

 

子どもはそれらをとても喜び楽しんでいます。

 

そして成長していきます。

 

特に3歳までの敏感期が大切と言われていますが、6歳頃の行動を見ていると、そのまま将来に直結しそうな興味を持つこともあるので、この時期は子どもの興味の矛先を見逃さないための重要な時期だと思います。

 



まとめ

 

モンテッソーリ教育を家庭で実践(1)敏感期を知る

いかがでしたか。

 

敏感期についてまとめ
  • 「敏感期」とは、子どもが成長過程で何かに興味を持ち、同じことを繰り返す時期のこと
  • 特に、3歳までの衝動や欲求、感受性が重要
  • 6歳までは、感覚や運動、言語などを身につける重要な時期

 

モンテッソーリに限らず、教育のいわゆる「メソッド」といわれるものは、ある人が徹底的に時間をかけて研究したものを、わたしたちが簡単に真似できるように提示された技法です。

 

その技法だけを真似るのでも構いませんが、やはり、それに裏打ちされた理由も知っておきたいものです。

 

モンテッソーリ教育については、この「敏感期」を理解しておけば、実際にモンテッソーリ教育を実践する際に、それが子どもの成長の何によいのかが分かりやすくなります。

 

子どもをモンテッソーリ教育で育てたいなら、「敏感期」と6歳までの子どもの特徴的な行動を理解しておくことは非常に重要です。

 

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「敏感期」を理解した上で、これらの記事もどうぞ。

 

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