あなたの子どもは、内向型? それとも外向型?  




あなたの子どもの生得的気質(内向型/外向型)は、どんなものでしょうか?

 

わたしたち親は絶えず、天性と養育の間に相互作用を生じさせています。

 

我が子の心身のシグナルを読みとり、持って生まれた特性をよりよく理解することで、親は、もっと子どもの力になれます。

 

わが子の生得的気質(内向型または外向型)を知っておくメリット

 

「挑戦する子供」の著者で、医学博士のスタンレー・グリーンスパンはこう述べています。

 

親は、子どもがその優れた生得的能力をどう使うかを大きく変えることができる

 

親が子どもの気質や特性を理解し、正しくアプローチすることで、子どもたち自身も、自らの気質によりうまく対応できるようになり、それを利用して、充実した価値ある人生を築くことができるでしょう。

 

子どもの内向型、外向型チェック

 

それでは、あなたの子どもの生得的気質がどんなものかチェックしてみましょう。

 

注意すべき点は、

大半の子どもは極端な外向型でも極端な内向型でもない

ということです。

 

内向型の子どもが外向的に、外向型の子どもが内向的に振る舞う場合もあります。

 

自分の子どもがいつどんなふうに、内向的、外向的になるのか、そのパターンを見つけ出してください。

 



 

内向的な面が強い子どもの特徴

 

次の各項に目を通し、自分の子どもについて考えてみましょう。

 

内向的な面が強いなら、子どもにはこんな傾向があると思われます。

 

内向的な面が強い子どもの特徴
  • まずよく見たり、聞いたりしてから、活動に参加する。
  • 興味のあることには深く集中する。
  • 自室でひとりで過ごすのが好きで、内省によって元気になる。
  • まず考えてから、話をする。
  • 個人空間に強いこだわりがあり、すぐそばにすわられたり、ノックなしで自室に入ってこられたりすることを嫌う。
  • 胸の内をあまり明かさず、何を考え、感じているか、聞き出さねばならない。
  • 存在を認めてもらう必要がある。不合理に、自分はだめだと思いこむことがある。
  • 話題に興味があるときや、気楽な相手といっしょにいるときは、よくしゃべる。

 

外向的な面が強い子どもの特徴

 

一方、外向的な面が強いなら、こんな傾向があると思われます。

 

内向的な面が強い子どもの特徴
  • 発達段階にもよるが、概して群れを好み、社交的である。
  • 交流や活動によって元気になる。
  • 自分の体験や考えをすぐみんなに話したがり、話題が豊富である。
  • 声に出してものを考える。物をなくすと、「ぼくのボールはどこだろう?」「無線機がないんだ」などと言いながら、家のなかをさがし回る。何か決断するときも、しゃべる必要がある。
  • ひとりでいるより、人といっしょに過ごすことを好む。
  • たくさんほめてもらう必要がある。たとえば、何かしているなら「上手だね」、贈り物をしたときは「とても気に入ったよ」などと、言ってもらいたがる。
  • 多様性を好み、気が散りやすい。
  • 思っていることや感じていることを、進んで打ち明ける。

 

内向型の子どもを理解するために

 

以前、子どもには外向的になってほしい 内向的は子は心配?の記事で、

多くの親は、子どもに、社交的であったり人付き合いの良い人間になってほしいと願い、内向的な傾向があると、その子の将来を心配したりする

ということを書きましたが、内向型の子どもにとりわけ注意深さが必要なのは確かです。

 

まだ根拠ある憶測の域を出ていないようですが、数々の研究が、内向型/外向型という人格特性にかかわる脳の経路を突き止めてきたといいます。

 

また、脳内にそれぞれの神経伝達物質専用の異なる経路があることも明らかにしています。

 

そういった生物学的な特質からみても、内向型の子どもはデリケートな側面があります。

 

彼らは表には出さずに、多くのことを考えたり感じたりしています。

 

また、不思議なことに、自分で思っている以上のことを知っていたりもします

 

自分自身の脳の働きかたを理解させてあげないと、彼らは、自らのすばらしい潜在能力を過小評価しかねません。

 

内向型の子どもには、情報を取りこんだあとに、その情報を処理するための静かな時間が必要です。

見聞きし、吸収したすべてを統合するための時間です。

やがて考えが形を成すと、彼らも行動を起こしたり、自分の意見や感想を話したりできるようになります。

 

事実、話すことは、彼らが自分の頭の働きかたを理解する助けとなります。

そしてそれを途中で遮られると、何を話していたかわからなくなります。

考えていたことを再度呼びもどすのには、さらに余分なエネルギーと集中力が必要となります。

 

刺激を遮断する時間と場所が与えられないと、内向型の子供は朦朧として、思考停止におちいりかねないのです。

 

内向型の子どもにとって、ほとんどの活動はエネルギーを奪うものです。

充電することを教えてあげば、彼らは大きく成長します。

参考:マーティー・O・レイニー著「内向型を強みにする」

 



 

まとめ

 

あなたの子どもは、内向型? それとも外向型?

いかがでしたか?

 

まとめ
  1. 大半の子どもは極端な外向型でも極端な内向型でもない
  2. 子どもの天性を理解すればするほど、親はその特質をいい方向へ育むことができ、子どももそれに応えてくれる
  3. 生物学的な特質からみても、内向型の子により慎重に注意深く関わることが必要がある

 

次回は、内向型の子どもが社会に対処し、エネルギーを補給するための方法をいくつかみていきましょう。

 

内向型の子どもが上手にエネルギーを補給し、社会に適応するための方法

2018.06.14

 

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